体験談

H26年1月 生まれ(2人目)

私が斎藤さんへお産の相談をしたのは34週に入ってからでした。
今回は2人目の妊娠ということもあり、またフルタイムで仕事をしていたためお産について考える余裕もなく、上の子と同じ産院での出産の予定でいました。
それでも今回お産をする上で、私が気にしていたことは、3歳になる上の子が安心してこれから生まれてくる子を受け入れてくれることでした。そのため、定期健診には毎回、上の子も一緒に受診していたのですが、主治医からの説明はほとんどなく、上の子が「これ、赤ちゃん?」と聞いても答えてもらえない状況で、果たしてこのままお産を迎えて良いのか、と不安に感じ、仕事も産休に入る直前の34週での“転院”の決意となりました。
斎藤さんは、初めての電話から私の不安を受け止めてくれました。その後、助産院の見学、説明を受けた際も、そしてその後の電話でのやりとりでも、いつも心を前に向けてくれる適格なアドバイスがありました。夫は医療行為ができない助産院でのお産に反対していましたが、繰り返し話し合い、最終的には納得できないけれど私の判断に一任するとの結論を出しました。その後、最初の健診に夫と上の子に付き合ってもらうと、斎藤さんの行き届いた健診内容に、夫は一変し斎藤さんに絶大なる信頼を寄せ「斎藤さんなら…。」と助産院でのお産を快く受け入れてくれました。
しかし、そこからが精神的に長い日々が続きました。助産院での出産にはガイドラインに従った検査データ等が必要ということで、時間がない中、提携医療機関へ受診したり検査を実施し、データが揃うまで不安でいっぱいでした。ようやく提携医療機関の医師より助産院での出産を認められたのは、予定日より2週間前でした。
陣痛は予定日より1週間早くきました。つまり、助産院でのお産が認められて1週間で陣痛がきたのです。そのため、サポート助産師さん(辻川さん、佐々木さん)と事前にお会いすることもできず、陣痛中に初めてご挨拶をさせてもらいました。陣痛がくる度に3人の助産師さんが、痛みを軽減するためのマッサージをし、不安な私に声掛けをしてくれました。「赤ちゃんはここにいるよ。」とお腹を触って位置を教えてくれたり、母体や赤ちゃんの状況をその都度、説明してくださったことが励みになりました。
“アクティブバース”ということで、私自身が産みたいように産む、本能のままにお産をさせていただいたように感じます。産道と赤ちゃんの頭の大きさから、なかなか頭が出てこないため、上の子のお産では会陰切開後、吸引分娩でしたが、今回は自らの力で生み出さなければならなかったため、苦しい時間が長かったように感じます。だからこそ、産まされるのではなく、自分と赤ちゃんと、そしてそれをサポートしてくれる助産師さんや夫、皆の力でお産をしたという思いが強く残りました。
そしてお産した直後から赤ちゃんを抱っこし、母乳をあげ、その後も離れることなくそばにいられたことは母親として大変安心して過ごせました。産後、赤ちゃんがどのような状況にありどのような経過を過ごすのかも、その都度説明してくださり、上の子の時には産後はナースステーションで管理されて過ごしたため、今回のお産は一から学び感じることのできる貴重な体験となりました。
産後から退院までの数日間、斎藤さんを中心に心身共にケアしてくださり、充実した日々でした。食事は野菜中心で体に優しい手作り料理で、3食の食事がとても楽しみで、自宅に帰ってからも実践しようと食事内容をメモする程でした。また、産後の体のケアやマッサージ等も、様子を見にきながら自然に行ってくださり、毎回感謝の気持ちでいっぱいでした。赤ちゃんが泣いている時は一緒に理由を探ってくれながら、私自身の気持ちをリラックスさせてくれて、それが自然と赤ちゃんに伝わっているように感じました。
自分を大切にすることは、女性として母親としても大切なことで、それが子供や家族に繋がっていくことと教えていただいたように感じます。妊娠、お産を通して、衣・食・住、今までの生活を見直す良い機会となりました。
上の子を出産した後、次の子を授かりたいと思うまでしばらく時間がかかりましたが、今回は産まれた直後から、またもう一人授かりたいと思いました。その時には、また斎藤さんに取り上げていただきたいと思っています。
そして、私が一番気にしていた上の子が安心して生まれてくる子を受け入れてくれるかですが、生まれた直後から今でも愛情たっぷり接してくれています。子供ながら、お母さんや赤ちゃん、斎藤さんが頑張ったから生まれてきたと思っています。今でも「斎藤さん家」は上の子にとって特別で、私に何かあると「斎藤さんに連絡する?」と母親を元気にさせる存在だと思っているようです。
良いお産をさせていただき、本当にありがとうございました。斎藤さん、辻川さん、佐々木さん、そしてその他入院中お世話になった助産師さん、皆様に感謝申し上げます。

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