体験談

平成22年9月(初産)オープンシステム使用しての出産

出産を迎えるにあたって、どんなお産にしたいかと考えた時、自分としては、「自分で選ぶお産・自分で責任を取るお産」にしたかったのです。今思うと、よくがんばったお産だったなあと思います。 結果的に、促進剤も打たずに済んだし、会陰切開もせずに、齋藤さんと、辻川さん、佐々木さんの、大きなサポートのもと、無事息子は産まれてくれました。
私の頭の中にあったお産に対する希望が4つほど。。
1、 会陰切開、ぜーーったい嫌~。切らないで済むなら、切りたくない!!!・・・
中学生のときに、妊娠された女性の先生から聞いた「赤ちゃんが出てくる時、赤ちゃんが出やすいように、お母さんの会陰をチョキンと、切るんですよ。」。ええええ~痛そう。。。恐い~。。。その話が恐ろしく、あまりにショックで、ず~~っと心に残っていました。実際自分が妊娠してからいろいろ調べました。すると、助産院でなら、切らなくても済むらしいことを知り、それからずっと「自分がお産するときは切らずにすむようにするぞ」と思ってたんです。
2、 分娩台で産むのは、辛そう。。できれば、自分にとって産みやすい姿勢で産みたい。・・
葛飾赤十字産院の和室の部屋であれば、産む姿勢を自分で決められるので、と決定!実際産んでみたら、産まれるまで結構時間がかかってしまった!蒸し風呂の中で、50メートル走を延々と何度も何度も走り続けている感じでした。いやあ、くたびれた。
3、 35歳で、初産。万が一、何かあった時は病院での出産の方が安心。・・・
結果的に、出血が多かったのと、息子が肺に羊水が残っていて、過呼吸になってしまった。などの理由で、NICUに数日お世話になったのもあり、結果的に病院でよかったです。
4、 自分の「産む力」と、赤ちゃんの「産まれようとする力」を大事にするお産をしたかった。・・・
促進剤の副作用など、いろいろ聞いていたので、促進剤は極力使わないでお産したいと思って、出産に臨みました!途中陣痛が微弱になりながらも、心音はずっと安定。が、なかなか出てこず、約10時間が経過。。。やっと、ホントにやっと、赤ちゃんの頭が出てきた時、息子の様子を見て、「髪の毛が見えるよ、水のなかでふわふわしているよ(最後まで破水しなかったので)。。あ、この子、自分で出てこようとしてるよ!」の齋藤さんの一言は、ふらふらになっていた私が、最後の力を振り絞れた一言でした。この世に生まれてくることを自分の力で実現した息子。そのことが、人生の一番最初に実現した「やったぞ的感覚」として、彼の心の奥の奥の、そのまた奥のどこかに残る経験になっていたらいいなあ。と、親としては思っております。

オープンシステムを利用し、多くの方のサポートで、全部実現したお産になりました。
とはいえ、自分で産む姿勢を決めるといっても、実際産まれてくるまでは大変でした。
陣痛の合間に、齋藤さんや、他の助産師さんから「こんな姿勢はどう?」と提案を受け、やってみる。でも、イマイチ、また違う姿勢をとる、やっぱりイマイチ。で、また、違う
姿勢。。。その繰り返し、、、明け方5時ごろに病院に入り、子宮口ほぼ全開状態で「もしかしたら、すぐ産まれるかもね」なんて聞いていたけれど、いやはや。。
8時の朝ごはんが出てきて、やっぱり産まれなくて、途中疲れて、布団にゴロン。陣痛が微弱になりつつ、、痛みが来たら、いきむ。。。でも産まれない。。。少し起き上がれるようになったので、15センチくらいの段差を飛び降りてみる。「踏み台昇降いいのよねえ」と、助産師さんの提案。が、部屋にあった段差の高さでは踏み台昇降には少し高いので、この部屋では無理となり、再び段差から飛び降りては「よっこらしょ」とのぼり、また飛び降り。。。そうこうしているうちに12時のお昼ご飯が出てきて。。。陣痛の合間でもご飯は完食。いくつかの姿勢のうち一番しっくりくる姿勢、お産用の椅子でいきむことに決め、とりあえず陣痛がきたら椅子にすわっていきむ。陣痛の合間は、椅子から立ち上がってその場で足踏み。そして、陣痛がきたら椅子でいきむ。陣痛が弱まったら、立ち上がってまた、足踏み。。。延々その連続。。しばらくその繰り返し。。。で、痛みが徐々に強くなり、何度か、「うげ~~~イターーーーーーーーーーイ」的な痛み数回の後、午後3時19分。無事、出産!
出産してからわかったのだけれど、へその緒が、胎盤の端っこについていて、胎盤の真ん中についているのに比べると、少しリスキーなお産だったらしい。でも、齋藤さん曰く、「。。娩出に時間がかかったのは、へその緒の位置が胎盤の端っこだったからかもね。赤ちゃん、安全に出てくるために、ゆっく~り時間をかけて出てきたのかもね。赤ちゃん、きっとわかってたんだね。。ホントにすごいねえ。。。」。
時間かかって、よかったんだ。。。息子と神様に感謝。。。

齋藤さんの偉大なるサポート
妊娠中から産後に亘り、何から何までお世話になりました。困ったり、不安な時は、なんでもすぐ電話させていただきました。産後、貧血とひどい頭痛で本当に辛かった時があり、齋藤さんに泣いて電話したことがありました。その時も、私の気持ちをよくわかってくれて、「大丈夫だからね。昔、‘大変だ‘って思ったことでも、今まで乗り越えてきたでしょう。大丈夫。大丈夫だからね。」と、優しく受け止めてくれたこと。本当に齋藤さんでよかったです。

辻川さん、佐々木さんの大きなサポート
助産師さんとして、いろんなお産を経験されている2人。お産の前の検診の時に始めてお目にかかったのですが、なんだか昔から知っているような。。懐かしい感じ。辻川さんの優しいマッサージでふわ~っとリラックス。。「この方たちがそばにいてくださるんだな」と、安心してお産に臨むことができました。お産の間も、長時間にわたり、ずっと私の身、そして、心のそばにいてくださり、本当に心強かった。。お産でナーバスになっている私の状態をよくわかってくれていて、安心してお産に臨むことができました。陣痛の合間疲れた時の優しい、マッサージとお灸。さらにさらに、アロマオイルの匂いで更に気持ちが「ふっ」楽になったのを覚えています。

夫のサポート
最初は、いきむ私の体を支えてくれていましたが、私が「なんか違う!」と感じ、彼の支えを拒否。その後は、部屋のソファで、ただ座っていたようでした(私はあんまり覚えてない)。。でも、ただ居てくれただけで十分でした。同じ空間で、同じ時間を過ごし(途中、彼は食事に出たり、仮眠をとったりしてたようですが)たことが、子育てをするにあたって大きな体験になったんじゃないかなと思います。

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