念願!

2009年 男児出産(3人目)

はじめまして。皆さんに私の感動をどうしても伝えたくて筆を執りました。
私は一人目の時から「自宅出産」を望んでいました。でも、どうしてもその手段を見つける事が出来ず、上の二人の子はお産婆さんのお家で産ませてもらいました。そこで『何でお産婆さん?』って思うかも知れませんが、私は分娩台に凄く抵抗があって、産むなら昔ながらの形で産みたいと若い頃から思っていたからです。
私が斎藤さんと出逢ったのは三人目を妊娠した時でした。電話で話した時の受け答え等の感じが凄く気に入り、詳しい話を聞きたくてその週の日曜日に早速来てもらうことになりました。
自宅出産は本人の意思だけでなく、家族にもキチンと同意して納得してもらわないと難しいので、主人の仕事の休みの日に合わせて来てくれたんです。
主人と私を目の前にしてリスク等の話を詳しくしてくれました。でも私は『リスクは何処で産んでもつきもの!』って思ってたし、斎藤さんと話してるとドンドン自分の中で自宅で産むイメージがわいてきて、不安どころかようやく自分の夢が叶う!という嬉しさでいっぱいになってきました。斎藤さんとはその日が初めての対面だったのに、何だか前から知っていたような、友達のようなお姉ちゃんのような、何だか不思議な心地よさを感じました。ハキハキしていてとってもとっても可愛いい方ですよ。
斎藤さんはバックアップしてくれる病院に検診の時一緒について来てくれて、お腹の子の様子を見てくれました。臨月に入る頃、斎藤さんが二人の助産師さんと一緒に家に検診に来てくれました。二人の助産師さんは私の大きなお腹に手をあて『お産の時は宜しくね。』とお腹の子に話し掛けてくれるんです。そのお二人も明るくて話すと楽しくて、検診が終わってからはお茶を飲みながら色々な話をして楽しい時間を過ごさせてもらいました。先生と妊婦さんという関係の距離ではまったくなくて、本当に友達っていう距離の近さで、出産とは関係ない話なども沢山しました。上の子供達も『学校から帰って来るまで斎藤さん居てくれるかな?』と斎藤さんに会うのを凄く楽しみにしてました。自宅出産をするからには主人と子供には立ち会って欲しいと思っていたので、学校の方にも『いざ!!という時は早退させたいのですが…』とあらかじめ許可を頂きました。学校の先生も『学校では教えてあげることのできない貴重な体験なので、勿論オッケーですよ。素晴らしい事ですよ。』 と言ってくれました。お腹の子には『平日じゃなく、週末に出て来てね』常に言いながらその日を待ちました。そんな中でも斎藤さんは『大丈夫よ。赤ちゃんはお母さんの気持ちをちゃんとわかってるから!!』と余裕の表情でした。
そして…遂にその日が来ました。
斎藤さんに何となくお腹が変?!というと直ぐに来てくれて一言!!『横になっても良いし、家事とかやりたい事があるなら、動けるうちにやっちゃいなね~』と笑いながら言われ、子供達は何故かドリフターズのDVDを見始めていました。二人の助産師さんも来てくれて、一緒にドリフを見ながらくつろぎ、私も痛みが和らぐとケラケラ笑ったり痛がったり…痛みが来るとお手伝いの助産師さんも腰をさすってくれたり揉んでくれたりしながら笑ってましたo(^-^)o
大分痛みも強くなってきたので奥の部屋に移動するときも、主人と子供たちに『まだまだ時間が掛かるから寝てた方が良いよ。生まれそうになったら呼ぶから』と言って奥に移動しました。しばらくすると主人を私の側に呼んでくれたので、主人の手を握りしめながら痛みに絶えていると斎藤さんが『お兄ちゃん!お兄ちゃん!』と呼び二人の子達も私の母と一緒に奥の部屋に来ました。暫くすると頭が出てきた感覚…そして家族に見守られて無事に出産する事が出来ました。(もちろん子供達には何処からどうやって産まれて来るのかを本を見せて説明してありました。)斎藤さんと一緒に上の子がへその緒を切る姿をビデオに納め、私の念願がすべて叶い、ホッとしたと同時に泣きじゃくってしまいました。斎藤さんが以前言っていた様に、三番目の子は土曜日の明け方誕生してくれました。私はこの上ない幸せを感じ斎藤さんと二人の助産師さん、そして主人と二人の子、私を生んでくれた母にただただ感謝の気持ちで一杯でした。病院では味わえない、生まれた瞬間から家族全員が一緒に生活出来る幸せ!!自宅出産ならではのスタイルに私は大満足です!!斎藤さんは子供達にへその緒の長さ、感触、胎盤の役目等、一つ一つ説明をしてくれました。子供達も目の前で生まれた兄弟の身長、体重を計る姿をかじりついて見ていました。子供達にとって本当に凄く貴重な体験をさせてもらったと思います。自宅出産は主人や子供達の理解と協力なしではとても無理な事ですが、今回の出産を通して家族により深い絆が誕生したと思います!! 出産後も6日間斎藤さんが来てくれて、赤ちゃんの様子や私の体調等を気にかけてくれました。
出会いもあれば当然別れもあるように斎藤さんとのお別れの日が来てしまいました。二人の助産師さんと一緒に一ヶ月検診に来てくれました。産後に歪んだ骨盤矯正をしてくれて、マッサージをしてくれて最後の最後まで心温まるケアをしてくれました。今までのお礼をした瞬間“もう本当に会えなくなっちゃう”と思ったら淋しくてワンワン泣いてしまいました。
自宅出産にはマニュアルが一切なく、人と人との繋がり、ビジネスだけではない本当の優しさが沢山つまっています。それは取り上げてもらった子にも伝わるようで、3・4ヶ月検診の時に『自宅生まれたせいかしら?凄く表情の柔らかい穏やかな顔をしてますね』と言われました。斎藤さんとの出会いは私達家族にとって一生忘れられない思い出となりました。『今度はお茶のみに寄らせてもらうからね~』と元気に手を振って去って行った斎藤さん!!本当にありがとうございました。
まだまだ言葉に仕切れない程沢山の感動がありました。ただ一言に『出産』だけでなくそこに行き着くまでの信頼関係や安心感、色々な繋がりが良いお産に結び付いて来るのは確かです。自宅出産は今の時代珍しいのかも知れませんが、昔は当たり前。しかし今は誰もが望めば出来るという訳ではないけれど、経験した人は絶対に『よかったぁ!!最高!!』と思える感動のお産が出来るはず。
リスクは何処で産んでもつきもの!という強い気持ちがあれば、周りの家族もきっと理解してくれるでしょう。家の主人や子供達はもう一度立ち会ってみたいと言ってます。
私も今は子育て奮闘中ですが、落ち着いたらあの感動をもう一度味わいたいので、4人目も本気で考えています!その時はまた、斎藤さんに取り上げてもらうつもりです。なのでその日が来たらまたまたお世話になりますので、よろしくお願い致します。

このページの先頭へ▲